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読書録「職業別パリ風俗」「文学的パリガイド」 [読書録]

連続して鹿島茂先生の本を読書。

19世紀初めごろにおけるパリのお針子というのは、
学生のかっこうの恋愛対象だった。が、やはり身分が違うので、
結婚に至ることは少なく、お針子さんの花の時期は短い・・・。
というようなことが「職業別パリ風俗」で分かります。
ほかにも年金生活者(そういうことだったのか!)、警察関係(ジャン・バルジャンの
ライバルも!)、薬剤師などなどいろいろな職業が登場します。
なんといっても随所に挿入されている鹿島先生所蔵と思われる
版画が良いです。
お針子さんなんか、かなりラブリー。

職業別 パリ風俗

職業別 パリ風俗

「文学的パリガイド」は、パリの名所旧跡と、そこが登場する文学作品を
あわせて紹介するというもの。
たとえば、エッフェル塔×アポリネール、オペラ座×ガストン・ルルー、
パレロワイヤル×バルザックという具合。
一番面白かったのはマレ地区×デュマでした(三銃士好きなので)。
実用情報も付されているので、文学好きでパリに
行く方はほんとに観光の役に立ちそうです。
往きの飛行機の中で読むのに最適だと思います。
しかし本文中の作家似顔絵が漫画のようで(なんかヘタウマ?)、
ちょっと雰囲気不足ではありました。

文学的パリガイド

文学的パリガイド

  • 作者: 鹿島 茂
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本


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コメント 2

pon-pu

こんにちは。ご訪問、有難うございます。なんと当店(岩波ブックセンター)にも通っていただいているなんて、しかもペンネームがshinさんだなんて(当社社長の実名兼ペンネーム)なんて偶然なことでしょう。

フランス語を勉強されているなら、鹿島先生の本はたまらない魅力がありますでしょうね。私も「文学的パリガイド」読みました。フランス音痴の私としてはちょっと? という感じでしたが、でも高尚なガイドとして実用的なのはよくわかります。とにかく先生の知性と文章の巧みさには、何を読んでも舌を巻いてしまいますよねー。昔紹介させていたただいた「パリ時間旅行」も、大のお勧めであります。
「19世紀パリへのタイムトラベルと知的興奮」
http://blog.so-net.ne.jp/pon-pu/2005-03-28
by pon-pu (2005-05-06 10:06) 

Pu-cha

shinさん、おじゃまします、Pu-chaです。
今日、仏検の申込書を投函しました。どきどき。

私も鹿島教授の本は読んでおりますですよ。
社会人向けの公開講座とかないんでしょうかねぇ?

『フランス歳事記』ー生活風景12か月ー
『パリ・世紀末パノラマ館ーエッフェル塔からチョコレートまで』
『明日は舞踏会』
『パリ五段活用』
『パリ時間旅行』
『子供より古書が大事と思いたい』

上のpon-puさんもお勧めだったんですね。

で、もしや私の先輩のshinさんとは、別人ですよね? (^-^; 当たり前!
by Pu-cha (2005-05-11 21:14) 

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